これまで私が使って来た・使っているマシンたち。
(1) 富士通 FM New 7 (モトローラ 6809相当 2MHz × 2 非SMP)
8ビットのパソコンの値段が下がり始めたころの製品。データレコーダと、8色表示または緑単色表示可能な320*200モニターがセットになっていました。これで BASIC を覚えたという懐かしいマシンです。が、当時からあまりゲームはしていなかった記憶があります。マシンは 4MHz のクロックを2分周しているという、いわば 1/2 倍速なマシンでした。
(2)の FM77 を譲り受けたことにより、別の友人に無償譲渡しました。
(2) 富士通 FM 77 AV20 (モトローラ6809相当 4MHz? × 2 非SMP)
友人がパソコンを16ビット機 (PC-98) に移行したため、無料で譲り受けたパソコン。640*200ドットが表示でき、320*200 ドットでは 4096 色中 4096 色表示ができました。AV と AV20の大きな違いは、2DD (640KB) のフロッピーを扱えること。また、なぜか前のオーナーがビデオディジタイズボードを買っていたので、VRAM をフロッピーに保管するプログラムを書いたことがあります。これがマシン語(アセンブラ)との出会いだでした。4096 色も出ると、テレビの画面をキャプチャーしてもまずまず見れる画質でした。(もっともWin95 の時代になってからこっち、色に関しては贅沢に慣れすぎなんですが)。
が、調子に乗りすぎ、未だに家には2〜300枚もの、使い道のない 2DD
のフロッピーが残っている始末です。
97年お役後免となり廃棄されたんですが、テレビはそのまま使ってます。
(3) NEC PC-9801VX2(1)(Intel 80286 8MHz)
大学に入ってから、これも友人からもらい受けたもの。当時、アルバイトでしかパソコンを触っていなかったので、しばらく嬉々として MS-DOS を覚える。元から PC9801-26K 互換の音源ボードがついていたが、そのうち、ハードディスク、汎用 EMS メモリ(Cバスに増設するやつです)、プリンターと買い足していってこの道にどっぷりはまってしまう。メモリは、4MBから6MBまで増やした。メルコの EMJ シリーズで、このメモリドライバが賢くて、286 でも HMA と UMB がフルに使えるのが選択の理由だった。当時はコンベンショナル・メモリをいくらはじき出すかがパワーユーザ度のバロメータであった。(不毛)
このマシンは、阪神・淡路大震災により某所に疎開の後、廃棄処分となった。
(4) NEC PC-9801VX2(2)(Intel 80286 8MHz -> Cylix Cx486SLC + 83C87 16MHz)
震災後、たまたまバイト先で廃棄されたマシンを譲り受けることができ、旧マシン (3) の部品をひっぺがして再生したマシン。
今度こそはメモリアクセスノーウエイトの VX21 かと思いきや、やっぱり VX2
でがっかりしたというおまけつき。なにしろ VX2 は *登場* 当時新鋭の 80286搭載機だったので、必要以上にウエイトを入れまくった設計のようである。VX21 は
EPSON の PC-286 に後押しされて出て来たマシンなので、基本的に V30 マシンとは違い I/O アクセスに無駄がない。
さて、悔しいので(謎)ノーマル (640*400:24kHz) モニターでもフルカラーが出せるというグラフィック・アクセラレータを購入して、無理やり Windows3.1 で それでも2万色を出したときには感動した。(でもアイコンはリソース不足で黒ベタ(涙))
さらに FreeBSD(98) 2.0.5 Alpha を遅さにいらいらしながら導入した経歴を持つ(カーネルの再構築に本当に一晩かかった)。
98年3月に用途がなくなり、廃棄処分となったが、ボードやメモリなどは一応保管している。
(5) NEC PC-9821Xa10 (Pentium 100MHz)
卒論を書くのに必要だからと、親を説得して金を出してもらった1品。はじめて時流に沿ったまともなマシンを手にする。条件は、Pentium 機でメモリが標準 16MB で総額 17 万円程度。みごとにこの条件に合致するこのマシンをJ&P日本橋の展示品処分で手に入れた。就職してからメモリを2度に渡り増設、ビデオキャプチャカードの購入など、長きに渡りメインマシンとして活躍してくれた。一時期は PCI×2、C×3 すべてのスロットが埋まったこともあった。現在はメモリ 64MB。
その後さすがに Windows クライアントとしては辛くなってきたため(物欲に負けた、とも言う)現在はダイアルアップルータの制御用として使用しているが、新着 FreeBSD(98) のテスト用として使用することを考えている。
(番外)NEC PC-9821Nm (i486DX2 50MHz)
知人から1年半に渡って借用していたマシン。DOS で動く計算式書きツールをゼミの先生に紹介してもらったので卒論書きにも活用していた。( Mathematica の DOS 版を入れていたことも…)。
日本橋で投げ売り状態のメモリを発見し追加したり、イーサネットカードを 購入したりして結構楽しんだマシンである。が、とにかく(物理的に)重いのが最大の弱点。La10 購入後メモリをつけてお返しした。
(6) NEC PC-9821As/U7W (i486SX 33MHz -> Cylix 5x86 100MHz)
FM 77 を譲り受けたマシンと同じ人物から譲り受けたマシン。
聞いてみるとフロッピーが故障しているとのことだが、 私は外付けのFDDを持っているので譲り受けることになる。
すでに前のオーナーが 14.6MB まで増設し、IO-DATA の PK586×3 を購入していたのでそのまま装着した。どうやらこのアクセラレータが問題らしいことは、キャッシュドライバの説明書を読んで分かる。ディフォルト設定が、なんでもかんでもキャッシュ領域にしているのである。これでは遅いデバイスである FDD がついてこれるわけがない。
しばらく安定して動いていたのだが、98年1月にディスククラッシュを2度連続して起こし、フロッピーに続いてマウスも使用不能となったため、これ以上の使用は困難と見て、代替機(Af)が入るのを待って廃棄処分とした。
(7) NEC PC-9821La10/S8C (Pentium 100MHz)
就職してから、自分のノートパソコンが欲しくなり、サブノートで 800*600 ドット表示可能なパソコンとして購入。 中古であったが、メモリを追加して 40MB で使用中。 当時最高機種の La13 がかなり高価だったので見送ったのだが、実は La13 のバッテリー駆動時間は La10 より遥かに長い。 しかも La10 はロットによってバッテリーが根性なしである。そして、私のも例外なく 10分程度でバッテリー警告が出るのである。 とはいえ、DOS, Win95, FreeBSD(98) を共存させて仕事場常駐で使用している。
98年に念願のハードディスク交換を行って、現在 4.3GB のディスクを内蔵している。
(8) NEC PC-9821Rv20/N20 (Pentium Pro 200MHz * SMP)
Xa10以来の新品パソコン。P-Pro 機は Ra18/20 が市場に出回っていたが、Ultra SCSI 対応でビデオが Millenium ということで購入。大阪の Sofmap 1号店で一時期アウトレット品が出たことがあり、一度はお金がなくて見逃したのだが2度目にうまく Get した。現在はマシンにバンドルされている NT 4.0 WS で使用しているが、FreeBSD(98) で 本格的に SMP システムの開発が始まりそうな雰囲気なので、98-Current で使用できるようにしたいと思っている。完全に遊び用のマシン。このマシンの話はこちらを参照してください。
(9) NEC PC-9821Af/U9W (Pentium 60MHz)
廃棄されたものを譲り受けたパソコン。5V 駆動の初代 Pentium を搭載している。メモリは前のオーナーが 14.6MB まで 拡張していたが、譲受が決まってすぐに、もと Xa10 に標準でついていた NEC 純正パリティメモリを 16MB 増設した。このマシンが入ったことで現役の全機種が Pentium 以上になったが、最初もくろんでいたダイアルアップルータは結局専用機を買ってしまったので、仕事場に持って行って様々なテスト環境構築用としている。
(10) EPSON PC-486 SR (Intel DX4 ODP 100MHz)
1999年2月に購入。せっかくすべてのマシンが Pentium 以上になったというのにまた 486 マシンを買ってしまった。もちろん本人なりには理由があって、将来常時接続環境を手に入れる時には DNS などの各サーバは自前で用意し、なおかつファイアウォール化するために PC-UNIX が満足に動く程度のマシンの頭数を揃えておく必要があったのだ。Sofmap 大阪1号店のトレジャーコーナーで購入。メモリも EPSON オリジナルのサブボードが見つかったので 24MB まで増設している。本来なら FreeBSD (98) の EPSON 機関係の古いオプションが生きているかどうかの確認くらいすべきなのだろうが、ディスクが内蔵 200MB しかなく、スロットも2本(うち1本は Ethernet カード)しか使えないため、あまりテストには向いていない。現在は内部の DNS サーバとして利用している。ほぼ 24 時間運転なのでそろそろハードディスクや冷却系がくたばっていないか心配になってきた。
(11) Shop Brand NLX AT互換機 (Celeron 433MHz)
1999年6月購入。Xa10 (5) がいい加減遅くて限界に達して来たので、とにかくすぐに使える Windows95 マシンということで探していた。日本橋のふぁすとばっくで展示されていた小型のNLXマシンだったが、PCIスロットが2本もついているのでこれに決定した。でも購入してそうそう DC-390U を付けて SCSI ディスクをぶら下げているのは、一般市民 AT互換機ユーザではない証拠かも知れない…。最近頻繁にリソースが不足している警告が出るが、それでもメインマシンである。
(12) Shop Brand ミニタワー AT互換機 (Pentium III 450MHz)
2000年3月購入。日本橋のじゃんぱらで展示されていたショップブランド機。マザーに Asus の P2B-S を使用した SCSI 構成という硬派なマシンに一目惚れしてしまい購入。ところが、Windows98 SE のインストールが何度やっても途中で死んでしまう。ビデオを交換し、マザーを交換 (Asus P3B-F) し、SCSI カードを別のもの (DC-390U2W) と交換し(しかも初期不良にあたって再度交換)、もう1台分のパーツが溜まったところでようやく原因がメモリと判明した。しかしどうもこのマシン、貧乏神に取り付かれてしまったらしく、後述のマシンでもうまく動かない。現在、P2B-S はお蔵入りしている状態である。
(13) IBM ThinkPad 240 (2609-43J) (Mobile Celeron 400MHz)
2000年4月購入。仕事が忙しくて、La10 (7) では厳しくなってきたので、B5 サブノートを物色していた。条件としては「スライドパットは却下」「キーボードが打ちやすい」「Windowsキーがついているものは却下」「持ち歩くので軽いのがいい」ということだったのだが、実は1番目と3番目の条件から ThinkPad しか残らない状態だった。Windows キーをがまんすれば Let's Note という選択肢もあったのだが、当時はトラックボールのマシンが展示品即売されているのが1台あったきりだった。結局カクタソフマップでアウトレット扱いのマシンが安く手に入れられた。保証書もついていたのでどうやら展示品らしいが、なぜかメモリが増設されていてラッキーである。
買ってみて気付いた点。
★カードバスな NIC を挿したまま起動すると時々リソース割り当てに失敗して死ぬ。BIOSを最新に変えてもだめ。
★NIC がオンボードじゃないと不便。その点 Let's Note は評価できる。
★PCカードのスロットが1つしかない。NIC がオンボードならそれも許せるが…。
とはいうものの、これだけのコンパクトなボディにハードディスクも 8GB あるので快適に持ち歩いている。
(14) Shop Brand ミニタワー AT互換機 (Pentium III 800EB MHz)
2000年10月購入。日本橋のじゃんぱらで展示されていたショップブランド機にパーツを足している。マザーは GigaByte の GA-6VX7-4X という、Appolo 133A ベースの物。販売されていたものには VGA と CPU がついていたが邪魔なので外してもらい、手持ちの ATI All-in-Wonder 128 と PentiumIII 600E Mhz を組み合わせるつもりにしていた。が、よく考えるとこのマザーは FC-PGA で、CPU は P3B-F でも使えるように、と Slot1 のを買っていたことに気付いた。がーん。これならCPUはそのままにしておけば良かった訳だが、急いで探した結果、Sofmap 大阪1号店で Pentium III 800EB がそこそこの値段で見つかったので諦めて買うことにした。あぁ、もったいない…。
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(15) Shop Brand ミニタワー AT互換機 (Pentium III 450 MHz)
(12)を再生しようとしているマシン。FreeBSD によるファイルサーバにするつもりで、P3B-F に Tekram DC-390U2W を組み合わせた SCSI 構成のマシンを組もうとしている。が、いまだうまく動いてくれません。ハードディスクの不良なのかなぁ。
(16) NEC PC-9821Ra266/W30 (Pentium II 266 MHz)
Af (9) は仕事場で MRTG を動かすマシンにしていたのだが、遅くて負荷が大きくなりすぎてきたので中古の速いマシンを物色していた。結局バスアンドタグでこのマシンを購入。さすがに速く、自分のホームを Samba で公開したり、MRTG のタスクを山ほど走らせたりして楽しんでいる。また、XFree86 を動かすべく Millenium II を中古で探していたのだが、出物が横浜だったため、友人に買ってもらって送ってもらった経緯がある。
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