Windows の Active Directory は DNS に大きく依存するが、DNSそのものもActive Directory に統合して一元管理ができる。通常 Active Directory を使う場合はこのような形で運用することがほとんどだろう。
AD統合されたDNSを前提に、動的更新とそれに伴うレコードの清掃について考えてみたい。
DDNS構成で登録されているレコードは大きく分けて４種類あると思う・ADやDNSサーバの役割を維持するのに必須の情報（SRVレコードなど） ・管理者が明示的に手動で登録するレコード ・WindowsクライアントがDDNS登録を要求して登録されたレコード ・DHCPサーバでリースされたIPに関するレコード一番最初のものと２番目は特に議論の余地はない。 あとは実際に動的に更新される２パターンについて動作を検証していきたい。